グラビアアイドルの和希沙也(26)が児童向け推理小説の作家としてデビューすることが12日、分かった。29日に「占い×探偵」(1260円、学研)を上梓。子供のころから読書好き、とくにミステリー小説の大ファンで、その発想力に担当者も舌を巻いた。「頭の中で描いたことが、こうして形になって感動しています」と興奮を隠せない。
B84W58H83のナイスボディーで「ミスマガジン2002」グランプリに輝いて以降、TBS系「アッコにおまかせ!」やテレビ東京系「ペット大集合!ポチたま」に出演しその愛らしい性格も人気の和希。新たな才能が開花した。
小学生時代、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」、赤川次郎の「三毛猫ホームズ」、江戸川乱歩の「怪人二十面相」各シリーズに夢中に。大人になってからは、宮部みゆき「かまいたち」をきっかけに再びミステリーにハマり、現在は月2冊のペースで読んでいる。
一方、小、中、高向けの参考書で有名な学研は、児童向け推理小説シリーズを企画中、関係者を通じ、和希を知った。豊富な読書量、ミステリー好きに加え、ターゲットの小学校高学年~中学生の女子にとって、おしゃれや流行を教えてくれるお姉さん的存在。児童書に新風を吹き込んで欲しいとの期待を込め、昨年はじめ、執筆を依頼した。
「占い×探偵」は中学2年生の天才占い師、早乙女希(のぞみ)とIQ200の天才少年、立花翔の同級生コンビが、パンダの誘拐事件に挑む物語。子供向けとは侮れない約200ページの本格ミステリーだ。
和希は、著者「和希沙也と占い探偵団」の一員として、人物設定とトリック、あらすじを担当。2週間に1度、共著者たちとミーティングを重ねた。とくに希の性格、ファッションなどを詳細に考え、自らスケッチブックにまとめるほど。愛着がわき、和希の一文字を取って名付けた。
「占い師探偵、パンダの誘拐という和希さんのアイデアは、教科書的なミステリーにはない奇想天外なおもしろさ、勢いがある」と担当者。「第2弾、3弾とシリーズ化していきたい。ドラマや映画など映像化も狙っています」と話す。
和希は「子供たちが本ってこんなにおもしろいのか、と感じてくれるきっかけになったらうれしい。もちろん、大人の方にも読んでいただいて、多くの人に愛される本になって欲しいです」と願っている。
<サンケイスポーツニュースより>
最近テレビにでていないと思っていたら、小説家デビューですか。。。
芸能人はいろいろなことに挑戦できて、いいですね。
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