シュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(25)が7日、ホームのハノーバー96戦で移籍後初ゴールを挙げた。左の攻撃的MFとして先発し、後半16分に右足でゴールを決めた。チームは2―1で勝ち1部残留を決めた。MF長谷部誠(27)が所属するヴォルフスブルクはカイザースラウテルンに1―2で敗れ、1部残留は確定せず。先発した長谷部は後半20分に退いた。
待ち望んだ岡崎の初ゴール。ラッバディア監督は両手でガッツポーズだ。1部残留を決定づける貴重な追加点。スタジアムは揺れた。「今季は点を取れないと思っていたのでほっとしています」と岡崎は満面の笑みを見せた。
後半16分だった。自陣からのカウンター攻撃。FWカカウが右サイドをドリブルで駆け上がる。岡崎は左サイドを単独で駆け上がっていた。カカウのラストパス。フリーの岡崎は右足インサイドでコンパクトにミート。低い弾道のシュートが決まった。「あんな距離からあんまり決めたことがなかった。本当によかった」
シュツットガルトは岡崎加入前、5勝4分け13敗で17位に低迷し、降格危機に直面していた。ところが岡崎加入後は今節まで7勝2分け2敗と急上昇。わずか11戦で、加入以前22試合分を上回る勝ち点を挙げ、最後は4連勝で残留を決めた。ラッバディア監督は、ノーゴールが続いても攻守で献身的に働く岡崎を先発から外すことはなかった。「やっぱりゴールに絡む数が少ない。そこが本当の課題。それでも使ってくれる監督にも感謝したいし、結果も出したい」。どうしてもゴールが欲しかった。
この日の試合終了間際に交代でピッチを退く際には、割れんばかりの拍手を浴びた。「来季は全部出るつもりで(ゴールは)まずは2ケタです」。来季へ向け、早くも公約をぶち上げた。
[スポーツ報知ニュース]より
コンスタントに出場機会を与えられていただけに、この初ゴールはうれしかったでしょうね。しかも1部残留を決めることになったのですから、喜びもひとしおでしょう。来シーズンは新天地での慣れも出てきて、ゴールを量産しそうな気がしますね。
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